「阿賀北ノベルジャム」という小説創作イベントに参加し、初めての小説執筆に挑戦したところ、いろんな方の力を借りて、準グランプリを受賞することができました!
そもそも、なぜこのイベントに参加したかというと、ライターとして活動をする中で「地域のことを知ってもらうためのフィクションが必要なのではないか」と考えていたためです。わたし自身、様々なフィクション…物語が好きでこどもの頃からお世話になり、今に至ります。その経験もあって物語には力があると思っていました。
そんなことを考えていたとき、タイミングよく阿賀北ノベルジャムのことを知りました。このイベントは、いわゆる公募型の小説コンテストとは異なり、個人ではなく著者・編集者・デザイナーがチームとなって小説を作り地域に向けて届ける、というものでした。
このイベントでなら「フィクションを通じて地域のことを知ってもらえるのではないか?」そう考えて参加することにしました。小説を書いた経験がなかったので、同じチームのメンバーや、友人の力も借りて完成させたのが、こちらの小説「パンときみ、そしてゴールライン」です。
小説「パンときみ、そしてゴールライン」のあらすじ 幼いころ東日本大震災・津波を経験し、新潟県阿賀野市に移住してきた中学生が、阿賀野市の図書館でパン職人と出会ったことをきっかけに、そして2022年に発生した豪雨災害を経て、自分のあり方を見つめ直していく。
書きたいことををたくさん詰め込んだため、編集者さんにも苦労をかけたと思いますし、自分自身書くのが大変だったところもありますが、阿賀北地域の人たちにこの物語を届けたい、という一心で書ききることができました。地域で暮らす若い世代や、いろんな方に読んでいただけたらいいなと思っています。
なお、このイベントでは小説創作に加えて、販売促進のためのPR活動を行うということになっていたので、蒼杜書房のnoteを作成しました。イベントの詳しい内容は、このnoteを読むとわかるようになっていますので、よかったらご覧ください。